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災害時の健康管理
最終更新日:2024年10月4日
災害時の口腔ケア
災害時は不規則な生活や栄養状態の悪化、口腔衛生状態の低下、義歯の紛失などが重なり、誤嚥性肺炎やインフルエンザ・風邪などに罹患しやすくなります。口腔ケアを適切に行うことで予防が可能ですので、平時から備えておきましょう。
水や歯ブラシがないとき
歯ブラシがないとき
・食後に少量のお水やお茶でうがいをします。
・ハンカチやテッシュで歯の汚れをとるのも効果があります。
水が少ないときの歯みがき
1.約30mlの水を用意します。
2.水で歯ブラシをぬらして歯みがきします。
3.合い間に歯ブラシの汚れをテッシュでふきとります。
4.コップの水を少しずつお口に含み、2~3回にわけて、すすぎます。
水の代わりに
・液体歯みがき、洗口液があれば水の代わりになります。(水でのすすぎは不要)
・うがい薬もお口を清潔に保つのに効果的です。
災害時のお口のケア(日本歯科医師会ホームページより)(PDF:91KB)
非常時の口腔健康管理(日本歯科医師会ホームページより)(PDF:7,967KB)
非常持出袋に口腔ケア用品を準備
災害時に備えて非常持ち出し品チェックリストを確認し、非常持出袋の中に口腔ケア用品も入れておきましょう。
・歯ブラシ
・デンタルリンス
・口腔ケア用ウェットテッシュ
・入れ歯洗浄剤、入れ歯ケース、入れ歯用ブラシなど
エコノミークラス症候群
食事や水分を十分に取らない状態で、車などの狭い座席に長時間座っていて足を動かさないと、血行不良が起こり血液が固まりやすくなります。その結果、血の固まり(血栓)が血管の中を流れ、肺に詰まって肺塞栓などを誘発する恐れがあります。
エコノミークラス症候群を予防する3つのポイント
- 軽い体操やストレッチ運動を行いましょう。
- こまめに水分を取りましょう(アルコールは控えましょう)。
- ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない。
エコノミークラス症候群の予防(厚生労働省ホームページより)(PDF:1,884KB)
出前講座「津島市どこでも出張所」
「災害時の健康管理」というテーマで、保健師と歯科衛生士がお話します。
ご希望の方は、出前講座「津島市どこでも出張所」をご覧ください。
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