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病院訪問日記(平成28年4月22日)
最終更新日:2017年6月5日
平成28年4月22日(金曜日)
救急外来を訪問しました。
市民病院に立ち寄った機会を利用して、急ではありましたが、夜間の救急受け入れの打ち合わせに立ち会い、激励をしてきました。
当番の医師、看護師が、夜間救急の患者さんを的確に受け入れるため、綿密な打ち合わせを行っており、独特の緊張感と、スタッフ全員の士気の高まりを感じました。
救急医療の需要は高く、市民病院では、救急車や具合が悪くなった患者さんを、数多く受け入れしております。平成27年度では4,402件を受け入れており、5年前と比べて374件の増加となっております。
救急医療と一口に言っても、1次救急(軽症)、2次救急(中等症)、3次救急(重症)に分けられております。
1次救急では、かぜによる高熱や、家庭では処置できないケガといった症状の患者さんを、2次救急では、入院治療や手術が必要な患者さんを、3次救急では、生命に危機が及ぶような重症な患者さんを対象としております。
市民病院は、海部医療圏(津島市・海部郡地域)における基幹病院として、2次救急医療を担っており、入院が必要な救急患者さんをしっかりお預かりすることが、大きな使命となっており、緊急の患者をスムーズに受け入れるために「救急受け入れに特化した病床」も院内に設置しております。
また、様々な患者さんに対応できるよう、外科系・内科系両方の医師が当直をしております。加えて、小児科医師も当直を行っていますので、お子様をお持ちの方にも安心して生活していただける津島市です。
救命措置などが優先される状況では、時に診療困難であったり、長時間待合室でお待たせしてしまうこともありますが、ご理解いただければ幸いに思います。
これからも、夜間の急変にもしっかりと対応できるように、救急の体制を維持してまいります。