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病院訪問日記(平成27年7月28日)
最終更新日:2017年6月5日
平成27年7月28日(火曜日)
市民病院の栄養管理室で、杉本栄養管理室長から入院患者さんの食事、栄養サポートチーム、糖尿病教室について話を伺いました。
患者さんの食事については、安全で栄養が十分な上で、満足いただけるよう、献立、盛り付け、彩りや季節感を出すなどして、食べる楽しみをお届けできるよう努力していました。また、食事に対するアンケート調査や検食による意見等を取り入れ、おいしく食べていただけるよう改善を実施しているとのことでした。
食事は、毎日2種類の献立から食べたい方を選ぶことができ、糖尿病食や心臓病職などメニューもあわせて100種類以上もあるとのことでした。さらに患者さんの状態に合わせて細かくきざむなど形態も変えており、その種類の多さやきめ細やかな配慮に、食事療法が欠かせない患者さんに対する想いを感じさせていただきました。
昼食時に訪問しました。温かいものは温かい状態で、冷たいものは冷たい状態で提供していることにも驚かされました。
患者さんに食事について伺うと、皆さん「おいしい」と応えていただきました。
私も昼食を食させていただきました。5品目で味付けも丁度よく、おいしく満足に感じた次第です。カロリーも680kcalに抑えられているとのことでした。
昼食メニュー(カレイのレモン醤油焼き、豚汁、フルーツポンチほか)
栄養サポートチームでは、主治医が中心となり、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、言語聴覚士などの多職種が参加し、栄養状態面からも回復をサポートしているとのことでした。
また、糖尿病患者には、院内で糖尿病に対する予防や悪化防止などの指導教室、教育を行っています。
今回の訪問では「患者さんの状態に応じたきめ細やかな対応や、治療としての栄養管理、食べる楽しみとしての食事」がなされていると感じました。今後も、素晴らしい食事が継続的に提供できるよう励んでもらいたいと指示しました。