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市長からのメッセージ令和2年6月号
最終更新日:2020年6月1日
梅雨の候、水田には水が張られ、田植えも終わり、一面がまるで水化粧されたようです。そんな中、田舎道での散歩が最高の季節になってきました。
市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
出典:厚生労働省資料
さて、5月14日に、新型コロナウイルスに係る国の緊急事態宣言が解除され、26日には愛知県独自の緊急事態宣言も解除されました。
津島市におきましても、6月より、これまで休止しておりました公共施設や小・中学校を再開することといたしました。
しかしながら、新型コロナウイルスが完全に収束したわけではありません。引き続き、身体的距離の確保やマスクの着用、手洗いの徹底のほか、密集・密接・密閉の「3密」を回避していただくなど、『新しい生活様式』を十分に心掛けていただきますようお願いいたします。
本市では、5月25日に、感染防止と経済対策を両立させる観点から、津島市独自の新型コロナ対策を実施するための補正予算を津島市議会にお認めいただきました。
最も厳しい状況におかれている市民の皆様や事業者の皆様に支援をお届けしなければならないとの思いから、津島市独自の支援策を実施するため、国や県の対策の内容、市民・関係団体の皆様などの声を踏まえて、予算を編成したものです。
予算の内容といたしましては、学校給食費無償化事業から複合災害対策事業までの12事業で、事業規模 約2億8,400万円。県下初の事業は4件、西尾張地域初の事業は1件です。
1)学校給食費無償化事業 54,936千円
2)出産特別給付金事業 22,070千円
3)市外学生応援事業 15,000千円
西尾張初
4)こども食堂応援事業 2,000千円
県内初(コロナ対策として)
5)市内事業者等応援事業 60,749千円
県内初(定額給付の実施として)
6)緊急雇用対策事業 3,061千円
7)健康づくり応援券事業 50,000千円
県内初
8)飲食店応援券事業 上記7に含む
9)感染症安全対策事業 2,974千円
10)オンライン学習環境整備事業 742千円
11)観光応援推進事業 10,000千円
県内初(コロナ対策として)
12)複合災害対策事業 2,581千円
合計 約2億2,400万円
総事業規模 約2億8,400万円
一例をご紹介しますと、国の特別定額給付金の基準日の翌日である4月28日から12月31日の間に出生したお子様を対象に、お1人あたり10万円を支給いたします。また、学校給食再開後の6月から8月分の給食費を無償化いたします。さらには、健康づくり応援券500円券4枚と飲食店応援券500円券6枚の、合わせて10枚がセットとなった5,000円分のチケットを3,000円で販売いたします。
今回の補正予算では、「子育てや生活の支援」から、「消費の喚起・事業継続支援」、「雇用対策」、「健康や学習の支援」、「地域活性化」、「複合災害時の対策」など、現段階で必要と考える事業を体系的に取りまとめております。すぐに取り掛かるものと、社会の状況を見極めながら実施していくものがありますが、適切なタイミングで実施していきたいと考えております。
また、今回の対策だけでなく、今後も、迅速・柔軟に市独自の対策を検討し実施していくことを考えております。
いずれにしましても、「市民の皆様の生活を守る」、「地域の経済活動を回復軌道に乗せ、津島を元気にする」このことを念頭に、しっかりと対策を展開してまいりたいと考えておりますので、市民の皆様のご理解を賜りますようお願いいたします。
国・県の緊急事態宣言は解除されましたが、まだ自宅にいる時間が長くなっていますので、是非、広報紙「市政のひろば」をご一読ください。きっと、有益な情報を見つけることができると思います。
市政のひろば6月号に掲載している10項目の主な内容は、次のとおりです。
1 特別定額給付金に関するお知らせ
2 津島市民病院の診療科のご案内
3 いつ来るか分からない災害に備えましょう
4 市職員採用候補者募集
5 市・県民税のお知らせ
6 ご存知ですか?福祉医療費助成制度
7 令和2年国勢調査員を募集します
8 ほんのひととき
9 院長コラム
10私のカルテ
是非、ご覧ください。
新型コロナウイルス感染症につきましては、皆様のご協力により第一波を乗り越えたものと考えております。しかし、第二波がくることも懸念されます。引き続き、市民の皆様には不要不急の外出自粛や、「3密」を回避していただき、感染拡大防止にご協力いただきますようお願いいたします。
今が「結束」の時。
みんなで「3密」を避けよう!
必ず明るい「未来」は来ます。
令和2年6月1日
津島市長 日比 一昭
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