市長からのメッセージ令和2年11月号

秋も深まり、紅葉狩りや柿、牡蠣の美味しい季節となりました。
市民の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症対策をしていただきながら、「すばらしい秋」を楽しみ、お元気でお過ごしのことと思います。

また、今年の8月から毎週土曜日・日曜日を中心に開催している天王川公園カフェ・喫茶店設置等に向けた社会実験に、今月から秋メニューが続々登場します。さらに、天王川公園開設100周年を記念し、アーティストの歌声が響く中、観音寺副住職が100年前に天王川公園で開催された草競馬の様子を描くライブペイント（11月15日開催）やビンテージバイクの走行実演（11月29日開催）等、様々なイベントを開催します。11月29日（日曜）までですので、是非お出かけください。

さて、先月22日（木曜）には、中野県議、伊藤津島商工会議所会頭、山本副会頭等と共に、名古屋鉄道株式会社の安藤社長と鈴木副社長を訪問いたしました。現在、名鉄と進めている「つしまちあるきキャンペーン」のお礼と、名鉄津島駅を愛知県の西の玄関口にふさわしい都市拠点とするため、名鉄津島駅周辺のまちづくりを一緒に連携して進めていきたいとの思いを伝えさせていただきました。
私から、「つしまちあるきキャンペーン」が非常に人気で、平日でもマップを持ってまちあるきをされる方が増えていることをお伝えすると、津島のPRを名鉄名古屋駅はじめ、各所においてポスター等を貼って盛り上げていただいていることを、写真を見せて説明してくださり、津島駅の魅力向上の必要性に理解を示していただけました。このキャンペーンは12月20日（日曜）までとなっております。

市政のひろば11月号では、特集として「津島市ゆかりの書家　故松下芝堂氏に迫る」を掲載いたしました。
『～物事の元は、ひとつ～　晩年、「不二(ふじ)」という言葉を好んだ。物事は二つとしてなく、必ず根源は一つなのだと言った。
～書の魅力～　書を「遊び」として捉えており、書を書くことがとても楽しかったという。目指した理想の書は、きばらずに心をこめた「やさしい書」。（市政のひろば11月号4ページより一部引用）』
とても奥が深いと感じ取りました。津島市文化祭「郷土の芸術家展」にて作品が展示される予定ですので、一度本物を見ていただいて、「柔らかく包まれるような優しさ」を感じていただければと思います。

市民の皆様におかれましては、引き続き「新しい生活様式」を守っていただき、「3密」を回避し、新型コロナウイルス感染症対策と、インフルエンザ対策も併せて、徹底をお願いいたします。

　
　令和2年11月1日
　　津島市長　日比　一昭