市長からのメッセージ令和2年5月号

　新緑の候、五月晴れの空に、鯉のぼりが元気に空を泳ぐ季節となりました。
　市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
　さて、本来なら天王川公園が「尾張津島藤まつり」や同時開催の「信長の台所　津島まちあそびイベント」などでにぎわいを見せる時期ですが、新型コロナウイルスの感染予防と感染拡大防止のため、藤棚周辺を「立入禁止」とする対策をとらせていただきました。
　天王川公園では、来年以降も、美しく咲き誇る藤の花を見ることができますので、今年は、藤棚に訪れることはお控えいただきたいと思います。どうか、ご協力をお願いいたします。
　市では、市役所の窓口カウンターに、感染を防ぐ「市職員の手作り仕切り板」を設置いたしました。また、職員の在宅勤務や時差出勤も実施し、感染症の拡大防止に努めているところであります。

　市の新型コロナウイルス関連支援対策の主なものとして、
　1）生活支援として一律1人あたり10万円給付（特別定額給付金給付事業）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　2）子育て世帯支援として児童1人あたり1万円給付（子育て世帯への臨時特例給付金）
　3）国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、介護保険料の減免（保険税及び保険料の減免）
　4）事業者向け支援策として休業協力金として1事業者あたり50万円交付（愛知県・市町村新型コロナウイルス感染症対策協力金）
などの対策をとらせていただく予定であります。
　特に、特別定額給付金給付事業につきましては、国の動向を注視しながら、適切・迅速に対応することができるよう、4月27日に、市役所1階会議室に専用の窓口を設置いたしました。
また、愛知県・市町村新型コロナウイルス感染症対策協力金につきましても、専用窓口を5月11日に設置する予定をいたしております。

　さて、私たちは、新型コロナウイルス感染症対策として、自分の出来ることをしっかり実行し感染拡大を防がなくてはなりません。
　4月10日の緊急市長メッセージにより、市民の皆様にも3つの「密」を避ける行動の徹底をお願いしているところであります。さらに、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議では、人との接触を8割減らす、10のポイントとして、

　
　
　
　市民の皆様には、新型コロナウイルス感染拡大をうけ、自宅にいる時間が長くなっていますので、是非、広報紙「市政のひろば」をご一読ください。きっと、有益な情報を見つけることができると思います。

市政のひろば5月号に掲載している9項目の主な内容は、次のとおりです。
　1　特集　自分の家が空家になる前に　～空家問題について考える～
　2　夏休みに子どもの居場所を提供します
　3　国民健康保険からのお知らせ
　4　国民年金の手続きについて
　5　何か始めたい！という方にこんな講座はいかが？
　6　保存版 令和2年度津島市が実施するがん検診等のお知らせ
　7　今年度から健康診査が全対象者無料で受診できます
　8　私のカルテ
　9　街角散歩

是非、ご覧ください。

　繰り返しになりますが、市民の皆様には、新型コロナウイルス感染拡大をうけ、大変なご不便をおかけいたしております。
　新型コロナウイルスを終息させるためには、今、この時の皆様方の行動こそが重要です。津島市民一丸となって、新型コロナウイルスに打ち勝つため、“ともに力を合わせてがんばりましょう。”

　令和2年5月1日
　　津島市長　日比　一昭