このページの先頭です

サイトメニューここまで

ページID:599086793

市長からのメッセージ令和2年3月号

最終更新日:2020年3月1日

市長写真

 暖かい日が続き、庭の紅梅も芽吹き始めました。先月の24日(月曜・祝日)津島神社での開扉祭(おみと)は、とても暖かく春はすぐそこまで近づいてきました。

梅

  先月のメッセージでも新型コロナウイルスが心配であるとお伝えしましたが、県内におきましても、感染が確認されています。一刻も早い収束を心より願うものでありますが、市民の皆様におかれましては、咳エチケットやこまめな手洗いなど感染症対策に努めていただき、お体をご自愛され、希望に満ちた日々をお過ごしください。

 さて、令和2年第1回津島市議会定例会が、先月25日より開会されました。令和2年度当初予算では、定住促進策を柱とした『子どもたちが津島で夢がかなえられる、まちづくり』を目指し、予算の編成をいたしました。

議場

 日本各地で人口減少が進む中、本市におきましても例外ではありません。厳しい財政状況ではありますが、津島市が引き続き「住んでみたいまち・住み続けたいまち」であり続けるため、積極的に事業を実施してまいります。

 主な事業としましては、定住を促す新たな取組として、暫定用途地域の解消を行った区域に、新築戸建住宅を令和2年度以降に取得する45歳以下の方を対象に、最大100万円の補助制度を設けるほか、地域一体型シティプロモーションとしまして、子育て環境のイメージがアップするようなキャッチフレーズやイラストを市民の方々などから公募し、そのデザインを地元企業の社用車等に貼って走行していただくなどの事業を行います。また、津島市内で働ける場所を確保するため、企業誘致補助事業を継続しワンストップ体制で市内に進出する企業を支援してまいります。子育て・健康づくり関連としましては、中学校トイレ改修実施設計や小学校デジタル教材整備事業、健康な高齢者を増やす取組として保健・介護予防一体的事業、40歳以上の方を対象とした胃がんリスク検診、国民健康保険加入の40歳から74歳までの方を対象とした特定健康診査の自己負担無料化なども新たに実施いたします。

  続きまして、私が掲げる5つの『つしま成長戦略第2弾』に沿って重点施策を述べさせていただきます。

  「子ども・子育て応援都市、つしま」については、子ども医療費の無料化の対象を平成31年4月から中学校卒業までとし、18歳までは所得制限つきの無料化とあわせ、引き続き実施してまいります。

  また先ほども触れましたが、小学校で使用する教科書が新しくなるため、従来の紙教材に加え、情報端末向けに作られたデジタル教材の整備も理数系を中心に進めます。小中学校のトイレの洋式化改修を令和2年度と3年度に予定しており、令和2年度は小学校8校のトイレ改修工事を行ってまいります。

  子育て支援サービスのさらなる充実を図り、安心して子どもを産み育て、未来を担う子どもたちが健やかに成長できるまちを目指してまいります。

  「防災・減災のモデル都市、つしま」については、近年、地震や台風、集中豪雨などの自然災害が頻発しております。

  起こりうる様々な大規模自然災害のリスクを想定し、致命的な被害を回避し、迅速に復旧・復興できる強靭な地域づくりを計画的に推進するため、令和2年度に「国土強靭化地域計画」を策定してまいります。また、下水管についても下水道長寿命化事業として、平成26年度より老朽化している管を、順次、耐震性の高い管へ更生を進めています。

  昨年7月に県において「津波災害警戒区域」が公表され、8月には日光川等の「洪水浸水想定区域図」も公表されました。これらのことを踏まえ、最新の情報を「防災ハザードマップ」に反映し、市民の皆様に周知を図ってまいります。

  「地域の特性を活かした交流都市、つしま」については、津島市が誇る伝統の祭りの一つである「尾張津島天王祭の車楽舟行事」がユネスコ無形文化遺産登録され、歴史・文化に彩られた伝統あるまちづくりを進めるうえから、今年度「歴史的維持向上計画」の策定に取り組んでいるところであります。

  「津島神社本殿、楼門」と「旧堀田家住宅」がある津島駅西地区を重点区域とし、道路美装化、歴史文化遺産の案内板整備などに取り組んでまいります。

 天王川公園は、市民の憩いの場であり、当市の魅力をPRする上で非常に重要な公園であります。公園内にある旧中央公民館の跡地利用については、天王川公園の魅力向上や利便性なども考慮しつつ、公募設置管理制度導入検討調査を実施してまいります。

  「地域経済が活性化する発展都市、つしま」については、工場等の立地を誘致する区域として市内3区域、約21万平方メートルを指定し、これまでに9社の企業誘致に成功し、3社がすでに操業を開始しています。

  また、「暫定用途地域」として土地利用に厳しい制限がかけられていた神守中町地区約23万5千平方メートル、神守下町地区約19万3千平方メートルの暫定用途の解消を行い、令和2年度には唐臼地区25万4千平方メートルの解消を図ってまいります。

  人口減少や少子高齢化が進む中にあっても、未来を見据えた持続可能なまちづくりを着実に進めるために、令和12年を目標年次とする「都市計画マスタープラン」を令和2年度に策定する予定であります。併せて、コンパクトな都市構造へと転換していく「立地適正化計画」の策定にも着手してまいります。

  名鉄津島駅につきましては、駅を中心としたまちづくりを、天王通線を含む駅西エリアの再生と併せ取り組んでまいります。歩行者などに配慮した市街地整備の在り方の検討も進め、誰もが歩きたくなる魅力あるまちづくりを目指してまいります。

  「いつまでも健康で暮らす都市、つしま」については、津島市民病院は海部医療圏全体の地域医療の拠点として不可欠な施設であります。院長はじめスタッフが一体となって、病院の基本理念である「地域とつながり安心・信頼の医療を提供します」のもと、救急医療をはじめとした質の高い医療と真心のこもったサービスを提供することにより、市民に必要とされ、信頼される病院を目指してまいります。

  平成30年3月に「津島市地域包括ケアビジョン」を策定し、地域包括ケアシステムの推進にあたり特に重要となる、医療と介護の連携から、平成30年4月から海部地域の7市町村が共同で事業を行う「海部医療圏在宅医療・介護連携支援センター」、通称「あまさぽ」を神守支所内に設置し、事業を行っております。

  地域包括ケアシステムが着実に地域に根をおろし、すべての市民の皆様が、この津島で安心して人生の最後まで自分らしく暮らすことができるよう、取組を進めてまいります。

  以上、すこし長くなりましたが、新年度事業についてお伝えいたしました。詳しくは、市政のひろば4月号に掲載されます令和2年度「施政方針」をお読みください。

  広報紙「市政のひろば」3月号では、令和2年津島市成人式~はばたけ!新しい時代へ~を掲載し、私からは、「力強く自らの道を踏みしめながら、人生を楽しく、豊かに実りあるものにしてください」と、新成人の皆様にメッセージを贈らせていただきました。

市政の広場3月号の表紙

  3月号に掲載している11項目の主な内容は、次のとおりです。

  1. 令和2年 津島市成人式
  2. 国民健康保険のお知らせ
  3. 主要地方道名古屋津島線バイパスが令和2年4月に一部開通します
  4. 海部地域消費生活センターにご相談ください!
  5. 子ども医療費助成制度の申請
  6. 津島スポーツクラブ ホワイトウイングズ 令和2年度会員募集
  7. 中央児童館 登録制会員募集(年間)
  8. 子どもの目
  9. 津島警察署からのお知らせ
  10. 私のカルテ
  11. 街角散歩

  是非、ご覧ください。

 なお、新型コロナウイルスの関係で掲載されているイベントや事業が、中止あるいは延期されるケースもありますので、参加される皆様は、再度、担当までご確認ください。

  今後も、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

  令和2年3月1日
   津島市長 日比 一昭

お問い合わせ

市長公室 人事秘書課
〒496-8686 愛知県津島市立込町2丁目21番地
電話番号:0567-24-1111

この担当課にメールを送る

本文ここまで

広告


以下フッターです。