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市長からのメッセージ特報
最終更新日:2019年10月2日
団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、地域ごとに効率的で不足のない医療提供体制を構築するために、医療機能の再編、病床数等の適正化についての検討が重ねられています。
このような中、9月26日に厚生労働省が、全国の424の公立及び公的病院を「再検証要請対象医療機関」として公表いたしました。愛知県内では9病院が対象となり、津島市民病院もその一つとなっております。
報道では、「再編・統合」の文言が強調されていることから、地域住民の皆さまにおかれましては、「病院がなくなる」、「病院が統合される」とのイメージを持たれ、不安に感じられた方もおみえになると思いますが、今回の公表は、診療実績や地域の実情を踏まえて、地域での議論を積極的に行うためのものであり、医療機関そのものの統廃合を決めるものではございません。
津島市民病院は、「年間4,500台近い救急車の受け入れ」、「専門性の高い医療の提供」、「災害時の対応」など重要な役割を担っており、地域住民の皆さまが安心して暮らしていくために、この地域になくてはならない病院でございます。
今後は、「愛知県地域医療構想推進委員会」におきまして検証を行い、来年9月までに結論を出す予定となっておりますが、津島市民病院の必要性をしっかりと伝えてまいります。
令和元年10月2日
津島市長 日比一昭