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市長からのメッセージ平成30年5月号
最終更新日:2018年5月1日
【市長からのメッセージ5月号】
天王川公園の藤が満開を迎え、「尾張津島藤まつり」が先月27日金曜から今月6日日曜まで開催されています。藤棚は、たたみ3200畳敷きの広さで、長さ275mもあり、まさに「天下一」です。期間中、ライトアップも午後9時まで実施しています。また、公園での関連イベントやまちなかイベント「信長の台所まちあそび」と合わせて、お楽しみください。
尾張津島藤まつりポスター
信長の台所津島まちあそび
さて、この度の市長選挙で、私はつしま成長戦略「第2弾」を掲げ再選をさせていただきました。いただいた多くの票を私への期待感と信頼の表れと受け止め、期待に応えるべく「子どもたちが、このまち津島で夢がかなえられる、まちづくり」を進めてまいりたいと考えています。
掲げました、5つのつしま成長戦略は(1)子ども・子育て応援都市、つしま~子どもが生まれる前から、産み育てるまで、丸ごと応援します~(2)防災・減災モデル都市、つしま~海抜ゼロメートル地帯のまちづくりモデルを、津島でつくります~(3)地域の特性を活かした交流都市、つしま~津島神社を核として、年間を通じて歴史や文化が体感できるゾーンづくりを進めます~(4)地域経済が活性化する発展都市、つしま~元気な津島へ。市内で「働く場」の確保に取り組みます~(5)いつまでも健康で暮らす都市、つしま~「健康のまち津島」を継承し、すべての人にやさしいまちづくりに取り組みます~以上であります。
そして、それぞれに3つの約束をいたしました。(1)では、・中学卒業までの子ども医療費を無料にします。・子どもが学び育つ教育環境の整備をすすめます。・丸ごと応援する子育て世代包括支援センターの活動を充実します。(2)では、・市民全員を対象に防災教育、防災学習の機会を提供します。・災害時に地域で助け合うための、仕組みづくりをすすめます。・被災時に備えて、県境を越えた自治体との関係づくりをすすめます。(3)では、・ユネスコ無形文化遺産登録を機に「津島―Tsushima」を海外に発信します。・祭を核とした広域観光・交流をすすめます。・歴史的風致維持向上計画を策定し、歴史・文化のまちづくりに取り組みます。(4)では、・企業誘致や、起業環境の整備をすすめます。・津島駅西エリアの新生や駅を活かしたまちづくりに取り組みます。・市民参加で市内全域の都市計画の見直しをすすめます。(5)では、・ニーズに応える医療提供と病院経営をすすめます。・すべての人を対象とする地域包括ケアシステムを構築します。・地域のコミュニティなどと一緒に、健康教育・健康教室の開催に取り組みます。合計15のお約束を果たしていきたいと考えています。
市長執務室にて
市長執務室にて
政策を進めるにあたり、3つのキーワード「透明」・「共に」・「地域」を基本にします。すなわち「透明」とは、情報の透明化により、市政運営の基本的な情報の共有化を進めていくことであります。「共に」とは、市民の皆様と共に考え、共に実行していくことであります。「地域」とは、地域の実情に合わせて、地域の皆様が主体的・積極的に関わっていただけるような仕組み作りであります。「市政持続のために、ひと・もの・ことの改革」が必要であり、市役所職員の能力を高めるとともに定員管理と組織改革をすすめます。
現在、市の財政は厳しい状況にあり、また人口が減っています。過去に建設された公共施設が更新時期を迎えており、学校を核とした施設の再編、統廃合が不可欠であります。そのためには、地域の資源と力を活かし、地域創生を計画的に進めなければなりません。タウンミーティングなどを通じて、より広く市民の皆様からのご意見をいただきますので、是非とも、積極的な参加をお願いいたします。
今後も、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成30年5月
津島市長 日比 一昭