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市長からのメッセージ平成29年2月号
最終更新日:2017年2月3日
【市長からのメッセージ2月号】
まだまだ寒い日が続いていますが、春の息吹きは、力強い大地からの芽生えと共に訪れてまいります。春よ来い! 春よ来い!
市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
さて、1月29日日曜愛知県は、県内五つの祭りを含む「山・鉾・屋台行事」が昨年12月にユネスコ無形文化遺産に登録されたことを記念してウインクあいち大ホール(名古屋市)で登録記念イベントを開催しました。津島市からも保存会の皆様などが参加し、「稚児打ち廻し」を披露いたしました。私も万歳三唱の音頭をとらせていただき、「先人から受け継がれてきた伝統を今日まで大切に守り抜いていただき感謝申し上げます。皆様の心意気、熱意があってこその『生きた文化』としてのユネスコ登録となりました」と感謝の気持ちを伝えました。
また、大村秀章知事も「無形文化遺産登録は、地域が一丸となって伝統を守ったことが世界に認められた証しであり、このかけがえのない行事を後世に伝え、守っていきたい」と力強く宣言をされました。この機会をとらえ、祭りを通して、津島市を発信していきたいと考えています。
この度、市のブランドイメージを高め認知度を向上させるシティプロモーション活動の一つとして「津島市デザイン名刺」を作成しました。今回のデザインは、一昨年官学連携の一環で協定を結んだ学校法人名古屋自由学院名古屋芸術大学と市が協働で作り上げたものです。市の花である「藤」を図案化した、とても上品で美しく流れるような動きのデザインが、市のイメージアップにつながる、とても素敵な名刺が出来上がりました。本年中は、市制施行70周年記念ロゴマークも入れていきます。
また、まちの魅力を再発見し、情報発信するため、そして、津島市を訪れた方をもてなすことで、まちのイメージアップを図り、まちのにぎわいを創出するため、平成28年度から「津島“にぎわい”創出プロジェクト」を始めています。
このプロジェクトの主な事業は6つあり(1) 津島OSHI(2) 津島おもてなしステーション(3) REDISCOVERY TSUSHIMA短編小説コンテスト(4) 小路めぐりマップ策定部、小路めぐりin津島☆お試し体験(5) 津島おもてなしコンシュルジュ」育成講座(6) REDISCOVERY TSUSHIMA写真コンテスト(春の部)です。1月23日月曜に、プロジェクトの一つである「REDISCOVERY TSUSHIMA短編小説コンテスト」の最終選考会が開かれ、海外からの応募も含め応募総数102編のうちから、大賞に「ダナモさん」寅間(とらま)心閑(しんかん)氏(東京都渋谷区)、佳作に「天王通りの喫茶店が売られる日」鷲尾(わしお)裕二(ゆうじ)氏(三重県四日市市)と「大きな金魚」舛田(ますだ)順一(じゅんいち)氏(香川県多度郡多度津町)が選ばれました。
最終選考委員長の堀田あけみ氏(椙山女学園大学教授)が「今の津島市が生き生きと描かれた3作を選ぶことができ安心しています」と講評されています。今後、受賞作品集やこのプロジェクトの専用WEBサイト「にぎわいネット津島」に掲載していきます。
その他、3月17日金曜には、NHKラジオ「ふるさと自慢うた自慢」の公開録音を津島市文化会館大ホールにおいて、ゲスト歌手に「堀内孝雄」「城之内早苗」両氏をお招きし、「ふるさと自慢コンサート」を行います。申込方法は、「市政のひろば2月号」を見てください。
またNHK総合地域情報番組「ウイークエンド中部」の「ういちゅー旅」コーナーで津島市の紹介がされます(2月4日土曜午前7時30分~8時放送予定)ので、是非ごらんください。
今後も、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成29年2月
津島市長 日比 一昭