市長からのメッセージ平成29年4月号

【市長からのメッセージ4月号】
　今年の桜の開花は、遅れぎみとの開花情報ですが、皆さんは、春の訪れを様々な形で感じて見えると思います。この春、我が家の庭の八重の紅梅に久しぶりにウグイスが訪れ、とても素敵な春をプレゼントしてくれました。皆さんも自分好みの春を充分満喫ください。市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。　

　先日、ある団体の総会で、東京から単身赴任で津島に来て見える方から、「最近、津島がよくテレビで紹介されていますね。」とお声が掛かりました。私もついつい嬉しくなり、明日(3月28日・火曜)もNHKの「ほっとイブニング」で、明後日(29日・水曜)もNHKの朝のニュースで、今、津島が国の地方創生の交付金を活用して取り組んでいる「滞在型観光地域再生プロジェクト」が紹介されるんですよとお話しすると、「それはすばらしい、がんばってみえますね。」とおっしゃられました。
　さて、市制施行70周年記念事業である「ふるさと自慢うた自慢」NHK公開録音が去る3月17日金曜津島市文化会館で開催され、1000人を越える方々がお見えになりました。放送は、4月22日土曜と4月29日土曜の午後4時過ぎから2回に渡りNHKラジオで放送されますので、是非、お楽しみください。公開録音当日の会場控室で、NHK名古屋放送局長より、「ある会場で市長をお見受けしましたが、一番積極的に市をPRするため、動かれている方だなあと感じていました。」と、これまた嬉しいお言葉をいただきました。局長は、歴史が大好きで、また訪れてみたいと話されてみえました。まさに、シティプロモーションです。
　また、先日(3月9日・木曜) 在名古屋ペルー共和国総領事館を訪問し、新しく赴任されたアントニオ ペドロ ミランダ シスニエガス総領事に就任祝いのご挨拶をいたしました。その際、総領事は、「私が名古屋に着任し、津島市長が初めて訪問していただいた首長です。一生忘れません。すばらしい歴史文化のある津島市と、これからも深い関係を築いていきたい。是非、尾張津島天王祭や藤まつりなどに家族ぐるみでお邪魔したい。」と、大変心のこもったお言葉をいただきました。とても感動いたしました。また、一つすばらしい出会いが出来ました。
　

　また、地域の多様な食文化や自然豊かな農的環境などを活用し、地域を活性化していく取組「みんなの畑＝みんパタ」プロジェクトがスタートいたしました。3月12日日曜には、地産地消、伝統野菜ブームの火付け役であり、今や世界的に有名なアル・ケッチァーノの奥田シェフ(奥田政行氏)を津島にお招きし、「食の都、津島」を目指し講演をしていただきました。山形県鶴岡市のお化けの出る？お店を、海外からお客様を呼び込める一流のレストランに仕立てあげた方で、「みんなが求める事をしなさい。地元の食などを深く深く考えなさい。やりたい事を100やって、やりたくないことも300やりなさい、そうすれば…」と、いろいろな心に残るメッセージをいただきました。第一線で活躍される方は、やはり違うと感じ、是非、ご指導いただければと、さっそく思いを伝えさせていただきました。また、3月20日(月曜・祝)には、津島・農縁塾「みんパタ」プロジェクトのキックオフイベント種まき祭りを、吉本興業のお笑い芸人ゴリさんをお招きして、たくさんのワークショップ、宇治マルシェ及び昼食会などで盛り上げました。

　4月は何といっても尾張津島藤まつりです。4月22日土曜から5月5日(金曜・祝)まで、津島天王川公園で開催されます。天下一の藤まつりです。何しろ、藤棚の長さ275m面積5,000平方メートル以上で、江南の藤及び岐阜羽島の藤と一緒に3大藤まつりとなっておりますので、是非とも見比べてください。そして、同時に4月22日土曜から5月7日日曜まで、信長の台所　津島まちあそびが中心市街地を舞台に繰り広げられます。「歴史ある町で知る・味わう・観る・聴く・買う・巡る」市内でゆっくり「お抹茶やお食事、あかだくつわなどの伝統のお菓子」などと合わせて様々なイベントにご参加していただきお楽しみください。
　また、同月22日には、「市制施行70周年記念式典」を文化会館で開催します。市民の皆様と一緒にお祝いしたいと思います。お待ちしております。
　今後も、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成29年4月
津島市長　　日比　一昭