市長からのメッセージ平成29年8月号

【市長からのメッセージ8月号】
　戸外では、セミの音が響き渡り、本格的な夏がやって来ました。市民の皆様におかれましては、熱中症には十分注意をしていただき、夏を満喫してお元気にお過ごしください。
　さて、今年の尾張津島天王祭は、天候にも恵まれより多くの方々にお出かけいただきました。「今年は、打上げ花火も間近に見れてよかった」、「天王通りもたくさんの出店があり、そのにぎわいにびっくりした」、「天王通りの大型テレビ(パブリックビューイング)も迫力があり、すごかった」、「同時に行われた灯イベントもよかった」などなど、祭に合せて繰り広げられた様々なイベントを楽しまれた声が聞かれました。

　また、スマートフォンを片手に「津島まち歩き」を楽しむ方も多く見かけました。それは、7月19日から始まった、なぞを解きながらまち歩きする「リアルご当地検定」に挑戦する皆さんでした。昨年度、市民の皆さんの協力でつくられた「小路めぐりマップ」のうち8コースの問題のなぞ解きを月替わりで出題しますので、是非、毎月挑戦してください。アンケートに協力いただいた方には、市内店舗で利用できる「クーポン」をプレゼントします。

　今年は、多くの外国人観光客も来られました。市では毎年、在名古屋の領事館関係者をお招きしております。「初めて浴衣を着て、祭りを楽しみました」、「天王祭は本当に美しい」、「本国の旅行業者にもPRしますよ」と喜んでいただきました。
　また、宵祭の当日の日中には、昨年に続いて、中国の子ども達(長安第一小学校)が市内の小学生と交流し、琴とお抹茶と生花でおもてなしいたしました。「こんなにすばらしいおもてなしをしていただき、感動しました」とのメッセージをいただき、こちらの方が感動いたしました。

　さて、8月には様々な事業が開催されます。夏休み子どもの居場所づくり事業(7月21日(金)から8月31日(木)まで開催)では、現在、中央児童館、西小、神守小の3カ所で、昨年より定員を倍増(定員120名)して実施しています。子ども達は、今日も元気に通っています。「ふれあい病院探検ツアー」は、8月4日(金)午後2時30分から津島市民病院にて開催します。「津島市子ども議会～子どもたちが市政への提案をします～」は、8月7日(月)午前10時から、小学校代表の児童16名が参加し、私も答弁者になります。長崎で開催される平和の集い「第9回平和首長会議」に、8月8日、9日に出席します。戦争のない平和な世界にしたい。このことは、「人類の共通の願い」です。戦後72年、改めて思いを強くしています。ラジオ体操・みんなの体操会(平成29年度夏期巡回)が、8月10日(木)午前6時より東公園多目的広場で開催されます。これを一つの機に皆さんで「健康」について考える機会になればと考えています。
　本年も、「REDISCOVERY　TSUSHIMA短編小説コンテスト2017」を開催します。募集期間は、8月1日(火)から10月31日(火)まで、応募方法はこちらへ！昨年も津島の魅力を描いたオリジナルの短編小説が全国から102編の応募がありました。本年は、高校生以下限定の奨励賞も設け、若い皆さんのご応募をお待ちします。映像作りワークショップも開催し、再来年度に受賞作品の映像化を予定しています。挑戦してみてください。

　最後に、シティプロモーションとして、情報誌「名古屋国際センター7月号」の表紙に英語版で尾張津島天王祭の宵祭が、ポルトガル語版で朝祭が掲載され、多くの外国人にも紹介されています。

　また、市では、天王通りを「賑わい交流軸」に位置付け、天王通りを津島神社の参道と見立て、空き店舗を有効に活用するなど、津島駅から津島神社までの賑わいを創出する「天王通り再生プラン」を全国から募集します。募集期間は、7月14日(金)から10月20日(金)までです。
　今後も、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成29年8月
津島市長　　日比　一昭