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市長からのメッセージ(平成29年1月号)
最終更新日:2017年2月6日
【市長からのメッセージ1月号】
新年明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、輝かしい新春をお迎えのことと心からお喜び申し上げます。
さて、平成29年、新しい年がスタートいたしました。津島市は、昭和22年に県下9番目の市として誕生し、本年、市制施行70周年を迎えます。記念式典の開催などさまざまな取り組みを予定しておりますが、先人の弛まぬご努力に感謝し、今後もさらに住みやすい、魅力と活力あふれる津島市を創造すべく、これまで以上に誠心誠意、全力で市政運営に努めてまいります。
私は、5つの「つしま成長戦略」を掲げ、皆様には住んで良かったと思っていただけるように様々な事業を展開し、津島のまちづくりを進めています。
その一つとして、子育て中の育児負担の軽減を図るため、「つしま子育て応援券」の発行や子育て支援センター事業の拡充、学童保育・放課後子ども教室の充実などのさまざまな施策をすすめています。昨年は、さらに、子育て支援課を新設、子ども条例を制定し子どもの権利を保障する責務を明確にするとともに、夏休みの子どもの居場所づくり事業の実施、給食費の補助のスタートなど子育て環境の充実に努めました。今後も子育て支援に積極的に取り組んでまいります。
南海トラフ巨大地震が発生した場合、震度6強の揺れや、液状化の危険度が極めて高いと予想されています。これらに備えるため、企業や団体と避難協定・応援協定の締結や公共施設の耐震化、家具転倒防止金具取付け事業等を進めています。津島市では、毎月第3日曜日を「家庭防災の日」と定め、家庭で防災・減災について話し合う機会を設けています。今まで以上に地域防災の強化に努め、防災・減災対策を一層推進してまいります。
皆様ご存じのとおり、昨年末、尾張津島天王祭の車楽舟行事を含む全国三十三の「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録への記載が決定されました。このことを追い風にして、歴史と伝統あふれる津島市の魅力を、県内外に、また、世界に向けて広くアピールし、祭りや文化財などの歴史的・文化的な地域資源を活かしたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
都市計画においては、工場開発できるよう市内3か所21万平方メートルを区域指定を行い、企業誘致促進の優遇制度を新設し、紹介する企業ガイドブックを作成するなど、企業誘致を積極的に進めており、数多くの具体的な案件をいただいております。また、第一弾として、まず、神守中町地区23万5000平方メートルの建築制限を緩和し土地活用の活性化にも取り組んでいるところであります。今後、更に、緩和地区を拡大してまいります。
市民病院におきましては、医師・看護師・職員が一丸となって、二次救急病院として地域の医療連携の中核を担うとともに、地域の方々から信頼されるとともに、あらゆる面においてより一層の改革を進め、経営の健全化に努めてまいる所存であります。
そして、すべての方がいつまでも健康で安心して暮らせるまちづくりを進めるため、「つしま健康マイレージ」の実施、地域包括ケアシステムを構築などさまざまな事業に取組み「いつまでも健康で暮らす都市、つしま」を実現します。
市民の皆様のご理解ご協力なしで魅力あるまちづくりを進めることは出来ません。皆様には、なお一層のお力添えを心よりお願い申し上げます。
本年が、健康で幸多き年となりますようご祈念申し上げまして、年頭の挨拶といたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
平成29年1月
津島市長 日比 一昭