市長からのメッセージ（平成28年6月号）

【市長からのメッセージ6月号】

　田植えが終り、苗が風にそよぐ水田風景の中、ウォーキングを楽しまれる地域の皆様の生き生きとした姿を見かけることも多くなってきました。市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
　さる4月21日から5月5日まで天王川公園を中心に、「尾張津島藤まつり」を開催しました。この期間35万人を越える市外や県外の方が、この津島市へお越しいただき、藤の花を堪能いただきました。また、アジア地域を含む多くの国々の方が観光され、外国人に対する表示など、インバウンド事業の必要性を改めて感じました。今年は、30回目の記念となる藤まつりであり、津島市、江南市、岐阜県羽島市の観光協会による「広域観光推進協定」も結びましたので、今後、観光協会と協力し、圏域を越えた広域観光を推進してまいります。
　国政となりますが、三重県を会場に、5月26日と27日に主要7か国首脳会議（伊勢志摩サミット）が開催されました。このサミットのゲートウェイとなる名古屋駅前で、愛知県による産業・歴史・文化の発信パネルの一つとして「尾張津島天王祭宵祭」が壁面を飾りました。
　さて、当市も、市制施行70周年記念事業への取り組み、尾張津島天王祭の「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録を地域の活性化につなげてまいります。
　市制施行70周年記念事業では、ロゴマーク・キャッチフレーズを募集しましたところ、ロゴマーク162点、キャッチフレーズ563点と応募がありました。一次選考で各10作品を選定しました。投票による二次選考の結果が楽しみです。7月7日の市制施行70周年記念キックオフ式典で結果を発表します。
　また、10月1日には、第8回愛知県観光交流サミットを津島市で開催いたします。5月27日にサミット準備委員会を開催し、サミット開催に向けて準備を進め、市の魅力ある地域資源を発信し、地域の活性化につなげてまいります。
　このたび、津島をPRする観光グッズが名古屋造形大学造形学部グラフィックデザインコースの学生が考案した「尾張津島天王祭」の巻きわら船と「尾張津島秋祭り」の法被をモチーフにしたキーホルダーと、「あかだ・くつわ」のキーホルダーの2点を作製しました。併せて、「尾張津島天王祭」のカンバッチも作製しましたので、積極的に津島市のプロモーションに活用してまいります。
　今後とも、さまざまな事業を皆様とともに積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んでよかったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。

　平成28年6月
　　津島市長　　日比　一昭