市長からのメッセージ（平成28年10月号）

【市長からのメッセージ10月号】
　台風や長雨が続き、秋らしい天気には、なかなか恵まれませんが、それだけに、時折、顔を出す空一杯の青空は、私たちに元気をくれます。
　市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
　さて9月17日には、市文化会館で、保健・医療・福祉サービスを中心とした地域包括ケアシステム作りを推進し、住みよい地域社会の実現を目的に、「地域連携フォーラム2016」が開催されました。
　当日は、名古屋大学総長補佐で、同大学医学部附属病院先端医療・臨床研究支援センター病院教授であり、脳卒中医療管理センター長の水野正明医学博士をお招きし、「地域包括ケアとは何か？」をテーマに基調講演や、津島医師会、津島市歯科医師会、津島市薬剤師会、津島市民病院を始め、老人クラブ、民生・児童委員、市社会福祉協議会、地域包括支援センターなど多職種の参加者により、津島の地域包括ケアの取り組みについてシンポジウムが行なわれました。
　また、9月20日には、台風16号がこの地方に襲来し、床下浸水25棟、幹線道路を含む道路冠水の被害が出ました。近年の風水害は、地球温暖化の影響なのか、まとまった雨量が短時間に降ることが多くなり、自治体の災害対策、対応が求められていると強く感じております。10月23日には、総合防災訓練を予定しており、今回の教訓を活かした訓練をしてまいります。
　いよいよ「尾張津島秋まつり」「第8回愛知県観光交流サミットinつしま」が今日と明日に開催されます。華やかな山車が市内を練り歩き、石採祭車や神楽、子供獅子など津島全体が秋祭り一色になります。旧市街における11台の山車による一斉総車切りやからくり奉納や石採祭車の鉦・太鼓の奉納、神守地区での山車によるからくり披露など見どころ満載です。
　本日の「第8回愛知県観光交流サミット」では、県内の観光に携わる団体や行政等による「愛知の観光活性化や地域資源を活用した観光」などをテーマにした講演やシンポジウム、「尾張津島秋まつり山車ツアー」などを行います。皆さん是非お誘い合せのうえお出かけください。『まつりのすばらしさ』を体感してください。

　さて、今年度津島市が取り組んでいる津島“にぎわい”創出プロジェクトの一環として、「小路めぐりマップ」を作成中であります。この度、「小路めぐりin津島☆お試し体験」と題して、モニターツアーを企画いたしました。10月・11月の2か月間、市内外の方々に「小路めぐり」を体験して、色々なご意見やご感想をお聞かせいただき、それを基にマップの見直しを行い、魅力的な「小路めぐりマップ」に仕上げていきます。市外の方対象のガイド付・おみやげ付は申し込みが必要です。（電話0567-24-1111内線2333.2334 平日9時～17時)。尾張津島天王祭の特製缶バッチをプレゼント(毎日 先着30名)するプランもあります。
　その他、(1) 「つしま花ごよみ事業」 ～まち中を花いっぱいにしませんか～(募集期間 10月3日(月)から随時 電話(0567)24-1111内線2451)、(2) 「スポーツフェスティバル2016」(10月10日(月・祝) 午前9時10分～ 東公園一帯)、(3) 「市制施行70周年記念事業〈ザ・ベストテンコンサート〉～あの頃、テレビから流れていたあの歌をもう一度～(10月15日(土)津島市文化会館大ホールにて入場無料)、(4) 「病院まつり」～市民病院に きて みて 体験してください～(10月22日(土)津島市民病院 午前10時～)、(5) 「健康まつり2016」～体験して、測定して、楽しみながら健康に～(10月30日(日)津島市総合保健福祉センター 午前9時～)などなど、10月に入りますと季節も良くなりますので、更にパワーアップして「元気な津島」を演出いたします。

　今後とも、様々な事業を皆様と共に積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に住んで良かったと思っていただける津島のまちづくりを進めてまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成28年10月
津島市長　　日比　一昭