ページID:996405935
市長からのメッセージ(12月号)
最終更新日:2015年12月1日
【市長からのメッセージ12月号】
寒さが日ごとに厳しさを増す季節となり、本年も残りひと月となりましたが、市民の皆様におかれましては、お元気でお過ごしのことと思います。
去る10月30日(金曜)に、徳川家康公顕彰400年と市制施行100周年の節目の年である岡崎市で「第7回愛知県観光交流サミット」が開催され、参加いたしました。来年の「第8回愛知県観光交流サミット」は、平成29年3月に、市制施行70周年を迎える津島市で開催することになりました。地域の魅力を活かした観光を皆さんと一緒に考える機会として、津島市観光協会等、関係団体と連携し、趣向を凝らしたサミットにしたいと考えております。そして、この開催を足掛かりに、観光の活性化に繋げていきたいと考えています。
現在、津島市の魅力を伝えていただく「津島おもてなしコンシェルジュ育成講座」の第3期が、11月14日(土曜)から12月5日(土曜)までのうち4日間、31人の受講生により開催されています。すでに、第1期生・第2期生で35人の方に「津島おもてなしコンシェルジュ認定証」を授与しています。今後は、津島ガイドボランティアの方やおもてなしコンシェルジュに認定された皆様に、津島へお越しいただく多くのお客様をおもてなしし、このまちの魅力を知っていただき、津島市をアピールしていただき、このまちの「人財」として、ご活躍いただくことを期待しています。
また、津島の魅力の一つである、津島駅西地域に数多くある町家を生かした「津島型町家の住宅モデルプラン」の2次審査会を12月5日(土曜)に、津島神社参集所にて公開により開催いたします。この歴史ある「まち」に残る貴重な財産を活用して、この「まち」を磨き上げていきたいと考えています。
また、企業誘致を進めるために「津島市都市計画法に基づく開発行為等の許可の基準に関する条例」に基づき、北部の宇治町7万2千平方メートルと白浜町6万5千平方メートルの2箇所を地区指定しました。この指定により自動車関連や電子機器、繊維といった製造業、農商工連携産業の立地が可能となります。新たに、工場等の立地を誘導する区域を指定したことにより、地域活性化のベースとなると考えています。
その他、11月27日(金曜)には、津島市と全国健康保険協会(協会けんぽ)愛知支部と、市民の健康づくりの推進に向けた連携事業に関する協定を結びました。健康診査やがん検診、生活習慣病の予防や早期治療の促進など、さまざまな活動で連携することで、「市民の健康寿命」を延ばしていきます。
12月6日(日曜)には、第38回津島市消費生活展「新・生活フェスティバル」を津島市文化会館で開催いたします。近年、悪質商法等の手口が巧妙かつ複雑化していることなどにより、消費生活に関するトラブルが高齢者の方を中心に急増しております。津島市では、食の安心・安全への取り組みや、消費生活講座の実施、さらには啓発物品の配布など、自立した賢い消費者の育成に取り組んでまいりました。今後におきましても、市民の皆様の身近な相談窓口として消費生活センターを設置し、市民の皆様が安全で安心して暮らせる地域社会を目指して、引き続き消費者行政に取り組んでまいります。
今後とも、さまざまな事業を積極的に展開し、津島をプロモーションしてまいります。そして、皆様に、住んでよかったと思っていただける津島のまちづくりを目指してまいりますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
平成27年 12月
津島市長 日比 一昭