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姉妹都市提携締結から今まで
最終更新日:2016年4月1日
1980年代を省エネルギーの時代として本格的に取り組みはじめた津島市が、昭和54年秋、省エネルギーの先進地である米国カリフォルニア州下院議員に米国の省エネルギーに取り組む都市との橋渡しを依頼したことがきっかけで、昭和56年(1981年)11月5日に米国カリフォルニア州ハーキュリーズ市と姉妹都市提携に調印をしました。
ハーキュリーズ市役所
この提携を機に、津島市は英語教育の振興に力を入れ、また、津島駅前の錦町通り(天王通りと県道名古屋津島線を南北に結ぶ約200メートルの商店街)を「ハーキュリーズ通り」と命名しました。また、津島市役所敷地の記念植樹、市の花「藤」と市の木「松」をデザインしたトレードマークの作成など、記念事業を行いました。
昭和59年(1984年)3月には、姉妹都市ハーキュリーズ市の市長が来日し、歓迎会等を開催し民間との交流も深まりました。
平成2年度(1990年)には、「市民の国際感覚を高め、国際交流を図る」ために国際交流基金を設置しました。
ハーキュリーズ市内のフレンドシップブリッジ
フレンドシップブリッジに掲示されているプレート
姉妹都市提携10周年の平成3年度(1991年)には、初めて津島市内の4中学校の生徒をハーキュリーズ市へ派遣しました。それ以来、平成21年度(2009年)までは毎年、平成22年度(2010年)からは毎偶数年にハーキュリーズ市への派遣事業を実施しています。平成14年度(2002年)からは、派遣対象者を公募により中学生以上の津島市民に拡大しました。平成28年度(2016年)からは、再び津島市内の4中学校の生徒を派遣対象者としています。
平成9年度(1997年)の津島市制50周年には、13年ぶりにハーキュリーズ市長が来日し、津島市でホームステイを体験し、住民との親睦を深めました。それ以来、平成21年度(2009年)までは毎年、平成23年からは毎奇数年に受入事業に取り組んでいます。平成16年度(2004年)からは、姉妹都市等からの親善交流団のホストファミリーを公募し、市民相互の国際交流を推進しています。
平成5年度(1993年)には、ハーキュリーズ市役所に隣接する公園「ヘリティジ ガーデン(遺産の庭)」に姉妹都市間の永続的な友好関係の記念として、公園一角を友好スペースとして植樹し、整備したいとハーキュリーズ市から協力依頼があり、広く津島市民に募金を呼びかけました。そして、集まった募金を公園建設資金の一部として活用してもらうため、ハーキュリーズ市へ寄付しました。平成6年(1994年)に公園は完成しました。
ヘリティジ ガーデン