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卒業生からの一言
最終更新日:2015年1月30日
津島市民病院に勤務のTさん
現在、わたしは循環器病棟で勤務しています。看護学生ではなく、専門職である看護師として実際に勤務が始まると、学生時代とは異なる面を多々実感しています。
初めは先輩と共に行動しますが、徐々に1人で行う看護業務が増えてくると同時に1人の看護師としての「責任」を日に日に感じています。日々異なる複数の患者さんを担当するうえに、看護業務が加わることで覚えることも多くあります。
しかし、この学校で学んだ多くの知識や技術、そして経験が今のわたしを支えています。たとえば、病院実習では1人の患者さんを受け持たせていただくだけでなく、実習メンバーと共に複数の患者さんを看護するチーム看護を実践しました。その学びはそのまま医療の現場で役立つこととなります。また、心肺停止の患者さんに遭遇しても、どのように対応したらよいか知識だけでなく、体験として学ぶことができました。
本校は、看護の道を志すために必要な知識、技術、経験はもちろんのこと生命に関わる仕事に従事していくという素晴らしさと厳しさも学べる学校です。看護に関する勉強ができるというのはどの学校でも同じですが、看護師という専門職の世界に足を踏み入れるには勉強だけではいけません。人間として相手を思いやる豊かな心を養い、言葉だけではなくその人を看て多くのことを感じ取るという看護師にとってはとても大切なことを学ぶことができます。
これら多くの学びを得る過程には、時に失敗し思い悩むこともありました。しかし、一言ひとことを心の耳で聞いてくださった先生方の助言、また同じ夢を持つ友人の励ましや協力により、今ここに看護師としてのわたしがいます。
看護師になっても毎日が勉強です。大変な仕事でもありますが、やりがいもあり本当にすばらしい職業です。
この学校であなたの夢を咲かせてみませんか?
23年度卒業(21回生) 津島市民病院循環器病棟勤務