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教育理念・教育目的

最終更新日:2015年1月30日

教育理念

人や命を大切に、人とのかかわりを大切に、安らぎと健康をもたらす看護をめざします。 
人や命を大切に
 「命」に対し真摯に向き合い、看護の対象だけではなく、自分自身や自己を取り巻く他者に対しても思いやりの心を育み「命」を大切にしてほしいという願いを込めました。思いやりの心とは、自身と他者の心情を深く捉えられる感受性と、向社会的な反応のできる心の有様を表しています。看護は生と死に直面し、生きることの意味、生命倫理について自らの人生とともに考え続けるものです。
人とのかかわりを大切に
 看護は対人関係を基盤としています。看護をめざすものとして「人とのかかわり」を大切にできる姿勢を養い、人との関係の中から自己のあり方を見つめていってほしいと思います。このことは、教育者と学習者間にも通じるものであると考えます。
安らぎと健康をもたらす看護をめざします。
 看護の対象は地域社会で生活するそれぞれの価値観、思いや願いを持ったかけがえのない人々です。看護はその人々が健康状態の変化や障害により身体やこころ、生きることに苦痛や困難を感じ、痛みを抱えるときに安らぎとその人なりの健康をもたらすことをめざします。
 安らぎとは「満ち足りた気持ち・穏やかさ・落ち着き・平安・安心・安息・心地よさ・快適・癒し」であると考え、それを実現できる知識や技術、人間性を養いたいと考えています。
 津島市立看護専門学校は、一人ひとりの学生を大切に育て、人間性を尊重した教育を行います。

教育目的

人や命を大切にする心を養い、看護の専門職業人として地域の保健医療福祉に貢献することのできる人材を育成します。

3つの方針

 教育理念・教育目的をふまえ、入学から卒業まで一貫性のあるものとして3つの方針を策定し、カリキュラム編成と教育内容を構築しています。

ディプロマ・ポリシー 卒業の認定・専門士授与の方針

卒業に必要な単位を取得し、次の能力を学修したものに専門士としての称号を授与します。

・成長し続ける力  看護師・個としての必要な素地・態度
 1.自己認知を深め、倫理性とやり抜く力を備え、成長し続ける力
・対象理解
 2.看護の対象である生活者を全体的な存在としてとらえる力
・関係を築く力
 3.かかわりを持つ人々と、相互作用にもとづき、関係を築く力
・臨床推論する力  看護を展開するための思考・判断
 4.専門的知識を活用し、看護を計画的・創造的に臨床推論する力
・看護を展開する力  健康状態に応じた看護の実践
 5.地域の人々の生活を支えるための健康の保持・増進、疾病予防、健康の回復・安寧への看護を展開する力
・連携と協働の力
 6.地域包括ケアシステムにおける看護の役割にもとづいた連携と協働の力
・探求する力  よりよい看護の追究・看護の質の向上
 7.看護の現象をありのままに見つめ、社会情勢をとらえながら課題に気づき追究していく力

カリキュラム・ポリシー 教育課程編成と実施の方針

 本校は教育目的にある『人や命を大切にする心を養い、看護の専門職業人として地域の保健医療福祉に貢献することのできる人材を育成』するため、達成すべきディプロマ・ポリシーとして7つの力を掲げています。それらは、教育理念にある“人や命を大切に、人とのかかわりを大切に、安らぎと健康をもたらす看護をめざす”ために必要な力といえます。
 ディプロマ・ポリシー実現のため、以下の方針で教育課程を編成し実施いたします。

1.地域から学ぶ 
 市町村レベルの「地域」を主体とし、人の生活と暮らしに根差した地域完結型の看護を実践するための看護学を学べるよう編成しています。1年次から地域での生活や暮らしを理解し、地域包括ケアシステムに沿った看護の実践力が培われるよう科目を配置しています。実践力では、連携と協働の力・臨床判断力・ICT活用の力の強化が求められていることを重視し教育内容に反映させています。
2.看護学の主要概念から学ぶ 
 看護学を構成する主要概念を【人間】【健康】【環境】【生活】【看護】とし、これら5つの概念の理解を促進させながら看護の実践力に繋げられるよう教育内容に反映させています。
3.看護学を系統立てて学ぶ 
 看護学を「専門分野」と位置づけ、主要概念とともに看護学を体系的に理解する上での基盤となる学問に「基礎分野」「専門基礎分野」を位置づけています。「基礎分野」では“科学的思考の基盤”と“人間の生活・社会の理解”を、「専門基礎分野」では“人体の構造と機能”と“疾病の成り立ちと回復の促進”および“健康支援と社会保障制度”を教育内容として学べるよう構成しています。
4.漸進的に学ぶ 
 ディプロマ・ポリシーにある[成長し続ける力][対象理解][関係を築く力][臨床推論する力][連携と協働の力][探求する力]の礎を「基礎分野」「専門基礎分野」で培い、「専門分野」である看護学で[看護を展開する力]を活用しながら、この力を発展的に向上させられるような構成としています。また、看護学を学ぶ学習過程の中で全てのディプロマ・ポリシーが達成できるよう科目を漸進的に配置しています。
5.臨地の現象から学ぶ 
 [看護を展開する力]は抽象化と具象化を繰り返す過程を通じて培われるものであるため、フィールドでの学習が必須となります。フィールドで現象と向き合い、その現象の成す意味(抽象化)と成すべき看護(具象化)を見出す過程を通じて臨床判断力をつけていけるよう、アクティブラーニングを活用した多様な学習機会や臨地実習を設定しています。
6.看護実践能力を備えたアイデンティティの構築 
 より良い看護実践を可能とする資質や姿勢、思考、判断、行動のもととなる知識・技術・態度を含めた能力である“看護実践能力”の各要素が備わるよう構成しています。そして、看護の実践に好影響を与え得る学習者自身のメタ認知力を高め、看護師になる者としてのアイデンティティを構築させていく過程を大事にしていきます。

アドミッション・ポリシー 入学者受け入れの方針

本校では、入学者に求める学習成果・求める人材を「看護の対象の尊厳をまもり、責任と自律・自立に基づいて行動できる学生」とし、以下の4つを掲げています。 

1.人・命を尊重し、地域で生活する人々を全体として理解できる学生。
2.自ら課題を見つけ、判断し、自律・自立して学び続ける姿勢をもつ学生。
3.地域包括ケアシステムの中で協働できるよう、多様な価値観の存在を受け入れ、他者との関係を深めていくことができる学生。
4.社会人としての基盤をもち、成長していくことができる学生。

お問い合わせ

看護専門学校 事務局
〒496-0038 愛知県津島市橘町6丁目34番地
電話番号:0567-26-4101
ファックス:0567-26-4610

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