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家族経営協定を知っていますか?
最終更新日:2015年1月30日
津島市では現在10件の農家が家族経営協定を締結しています。
家族経営協定とは?
家族みんなで話し合ってルールを作ります
そんなことかと思わないでください、実は大事なことです。
日本の農家の多くは家族経営で成りたっていますが、家族であるがゆえに経営と生活の境目が曖昧になってしまい、配偶者や後継者の人たちは、報酬・ 休暇など一般企業に働く人なら当然保障されているはずの権利がうやむやになっていることが多いのです。家族で話し合ったルールは口約束で終わらせずに、文 書にして残しましょう。
家族経営協定は、取り決めた家族間のルールを文書化するだけでなく、第三者が立ち会うことでそのルールに確実性と実行性を与えます。
担い手となる女性や若者が意欲を持って働くことのできる環境を作ることは、これからの農業にとってとても重要なことです。
どんなことを決めたらいいの?
家族の実情によって内容は様々ですが、一般的に次のような項目があります。
- 経営方針、役割分担(農業・生活)
- 労働報酬、休日、労働・休憩時間の設定
- 家族行事、家族会議の開催について
- 協定の見直し時期
家族経営協定の制度的メリット
- 農業者年金の政策支援
- 農業改良資金の借入れ
- 農業経営改善計画の共同申請
などに役立ちます。