国際的な画家・横井照子氏の作品をご寄贈いただきました（令和6年2月14日）

令和6年2月14日(水曜)、国際的な画家・横井照子氏の作品の寄贈式を行いました。
今回ご寄贈いただいたのは、横井氏が1992年に制作されたひなげしが描かれた作品です。
昨年10月、横井照子氏のご息女であるカヨ・マリック氏が、横井氏にゆかりがある本市に来訪された際、本市の情景などに横井氏のルーツを感じられたことがきっかけとなり、作品をご寄贈いただくことになりました。
寄贈式には、マリック氏の代理として、一般財団法人横井照子ひなげし美術館の鎌田真悟館長にご臨席いただきました。
いただいた作品は、今後、市の美術展等の際に展示するなどして活用していきます。

出席者（左から）
愛知県立津島高等学校　川手文男　校長、一般社団法人津島市観光協会　鈴木吉男会長
一般財団法人横井照子ひなげし美術館　鎌田真悟　館長、津島市長、教育長、ひなげし美術館館長夫人

今回寄贈を受けた作品

1924年3月名古屋市に生まれ、生後間もなく家族で津島市に移住した。
春陽会・鈴木光基氏に油絵の手ほどきを受け、進学先である愛知県立津島高等女学校の教師のアドバイスがきっかけとなり、絵を描いて生きていくことを決めたという。
愛知県立津島高等女学校（現・愛知県立津島高等学校）卒業。1949年に上京し、木下孝則氏に師事、1953年に渡米。
1960年にパリ、1962にはスイス・ベルンに移住。1964年にはクンストハレ・バーゼルでの3人展で大成功をおさめ、スイスでの画家としての地位を確立した。
2020年死去。日本、アメリカ、ドイツ等、海外における個展等を90回以上開催している。
令和6年は、氏の生誕100年にあたる。