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暮らしに役立つ金融経済講演会(平成31年2月5日)
最終更新日:2019年2月13日
津島市文化会館の大ホールで元衆議院議員「杉村太蔵氏」による講演会が開催され、約700名の皆さんが参加されました。
テーマは「お金と人生設計と生きるチカラ講座」として講演され、講師の杉村氏は人口推移の統計データや海外の著書を紹介しながら、人生は80年から100年時代になっていく、現在の社会保障制度の維持には限界があるため、国では高齢者の働き方や制度の見直しが検討されている。これからは、高齢者になっても働き続ける社会がやってくる。そのためには世の中から求められる人になることが大切である。
また、今まで以上に生活費が必要になるので、老後の資産形成が重要である。株なども対策の一つだが昨今、投資を騙る詐欺が増加しているので、元本を補償し配当が2割もあるというような話には飛びつかない、そんな話を持ち掛けられたら、まず、消費生活センターに相談すること。
そして、過去の日本の歴史を紐解き、国の形を変える大きな転換期が過去に3度あったが、高齢者が増加し少子化の影響から働く人口が減少している今が、社会の仕組みを変える4度目の大きな転換期だという話がありました。杉村氏のユーモアをまじえた熱心な講演に、参加された皆さんからご好評をいただきました。
金融経済講演会 杉村氏
杉村氏の設問に答えるために登壇された皆さん
杉村氏の講演の様子