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第60回市民くらしの講座(平成30年12月15日)
最終更新日:2018年12月19日
第60回市民くらしの講座が、平成30年12月15日(土曜)午前10時から12時まで津島市文化会館で開催され、45名の皆さんが参加されました。
テーマは、「知って得する栄養と安全知識 レトルト、冷凍食品の上手な活用法」と題して、愛知学泉大学家政学部准教授の岡本康子氏が講演されました。
前半は、食品表示などについて説明があり、それぞれの食品には国が定めた基準により原産地、原材料、賞味期限、添加物などが表示されていて、通常販売されているものは検査機関の基準をクリアしたものなので、安全な食品といえる。自身が納得して使うために表示を確認する習慣づけが必要だというお話がありました。
後半は、レトルト、冷凍食品を使った調理例の紹介がありました。野菜はそのまま冷凍庫で保存するよりも、いったん茹でて保存することで触感を保て鮮度が落ちにくいこと。炊いたご飯が余ったらオムスビにして冷蔵、冷凍保存すれば、食べたいときに電子レンジで温めていつでも食べられること。
また、今年注目の鯖缶は血管、血液の健康を維持する効果があるドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸が含まれているが、一度に大量に摂取するよりも、毎日1グラムを続けて摂取するとより効果的であること。また、缶詰は災害時などの非常食として保存ができ、食べるときには栄養のバランスを考慮して野菜などをトッピングするとよいという話がありました。
他にも、調理例としてフルーツサラダは果物をマヨネーズやヨーグルトであえる。南瓜(カボチャ)の豆乳スープは、南瓜をラップに包みレンジで温めると簡単にカットできる。また、学生の皆さんが考えた災害用の缶詰レシピの紹介もありました。
参加者の皆さんも缶詰を使ったご自身のレシピを紹介されたり、気になる点を質問されるなど和やかな雰囲気の講演会でした。
60回市民くらしの講座