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市民病院トリアージ・災害初期診療訓練(平成30年6月26日)
最終更新日:2018年6月27日
市民病院2階講義室で、看護師や研修医を対象に「トリアージ・災害初期診療訓練」を行いました。
トリアージとは、災害・事故現場などで一時に大勢の負傷者が発生した時に、患者の重症度に基づいて、治療の優先度を決定して治療の順番を決めることをいいます。
実際に災害現場で活躍するDMAT(ディーマット)隊員による講義の後、トリアージ訓練を行いました。次々に出される症例に対し、受講者は赤・黄・緑・黒の色紙を掲げ、トリアージ区分を決定しました。
また、ファシリテーターが傷病者役を演じ、受講者が実際にトリアージする訓練も行われました。受講者は、傷病者役に聞き取りをしたり、呼吸数を確認したりして、トリアージ区分を決定していました。
この講義を通して、災害発生時に誰を最優先に治療するか、誰を待機させることができるかなどを短時間でトリアージし、トリアージした患者をどう初期診療していくかを学びました。