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山鉾屋台行事ユネスコ無形文化遺産登録記念事業「祭りシンポジウム」(平成29年1月14日)
最終更新日:2017年1月18日
1月14日、朝から断続的に雪が降る津島市文化会館の小ホールにおきまして、「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録記念事業として、基調講演のほか、パネルディスカッションでは木曽三川中下流域で登録となった4つの祭礼の保存会代表者等により、祭りの現状や今後の展望を語り合う「祭りシンポジウム」を開催しました。
第1部(松浦晃一郎氏による基調講演)
第2部(パネルディスカッション)
第1部の基調講演では、前ユネスコ事務局長の松浦晃一郎氏より、「ユネスコの無形文化遺産条約体制の概念と目的~祭礼行事を中心に~」というテーマでご講演いただき、無形文化遺産の保全に向けた国際的な枠組みとして、無形文化遺産条約の意味や意義を分かりやすくご解説いただきました。
また、第2部のパネルディスカッションでは、臼田信行氏(中日新聞社編集局長)の進行により、5名のパネリスト[犬山祭保存会・会長の石田芳弘氏、大垣祭保存会・会長の渡辺彰氏、桑名石取祭保存会・会長の伊藤守氏、尾張津島天王祭協賛会・会長の三輪優氏、中部大学/中部高等学術研究所・准教授の古澤礼太氏]から、それぞれの祭りの見所や課題、祭りを活用したまちづくり、連携の可能性などについて話し合われました。
祭りシンポジウム津島 宣言文
本シンポジウムの閉会にあたり、津島市長 日比一昭より宣言文が読み上げられ、会場から賛同の拍手が送られました。