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公正な採用選考について

最終更新日:2023年7月10日

公正な採用選考についてのお願い

 「就職」は、一人の人間にとって、生活の安定や社会参加を通じての生きがい等、生きていく上で極めて重要な意義を持っているものであり、人生を左右しかねない重大な決定に関わるものです。
 憲法によって「職業選択の自由」が保障されている一方で、雇用主にも「採用の自由」が認められています。
 しかし、採用にあたっては、応募者の適正・能力に基づいた基準により行うことが大切であり、何よりも「人を人としてみる」人権尊重の精神、すなわち、応募者の基本的人権を尊重することが重要です。
 令和2年7月に日本規格協会がJIS規格の解説の様式例から履歴書の様式例を削除したため、令和3年4月に厚生労働省が新たな履歴書の様式例を作成しました。
 採用にあたっては、この様式例を参考にするなど、公正な採用選考の実施に向けて積極的な取り組みをお願いします。

公正な採用選考について (厚生労働省 抜粋)

採用選考の基本的な考え方

  • 応募者の基本的人権を尊重すること。
  • 応募者の適性・能力のみを基準として行うこと。

 の2点を基本的な考え方として実施することが大切です。

公正な採用選考の基本

  • 応募者に広く門戸を開くこと。言いかえれば、雇用条件・採用基準に合った全ての人が応募できる原則を確立すること。
  • 本人のもつ適性・能力以外のことを採用の条件にしないこと。つまり、応募者のもつ適性・能力が求人職種の職務を遂行できるかどうかを基準として採用選考を行うこと。

 就職の機会均等ということは、誰でも自由に自分の適性・能力に応じて職業を選べることですが、このためには、雇用する側が公正な採用選考を行うことが必要です。

採用選考時に配慮すべき事項

 公正な採用選考を行うことは、家族状況や、生活環境といった応募者の適性・能力とは関係ない事柄で採否を決定しないということです。
 このためには、採用選考にあたっては、応募者の人権に配慮し、不適正な応募書類を使用したり、応募者の適性・能力に関係のない事柄を質問したりしないよう、応募書類については、各応募段階に応じて、「職業相談票」、「全国高等学校統一応募書類」、「新規大学等卒業予定者用標準的事項の参考例」、「厚生労働省履歴書様式例」を用いるようにし、また、以下のような項目について、面接時に質問したり、情報を収集したりしないよう十分配慮し、公正な採用選考を実施することが重要です。
 応募書類については、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省ホームページ(外部サイト)をご覧ください。

採用選考にあたって避けていただきたい項目

<本人に責任のない事項>

 本籍・出生地に関すること
 家族に関すること(職業、続柄、健康、地位、学歴、収入、資産など)
 住宅状況に関すること(間取り、部屋数、住宅の種類、近郊の施設など)
 生活環境に関すること(生い立ちなど)

<本来自由であるべき事項>

 宗教に関すること
 支持政党に関すること
 人生観、生活信条に関すること
 尊敬する人物に関すること
 思想に関すること
 労働組合・学生運動など社会運動に関すること
 購読新聞・雑誌・愛読書などに関すること

<その他>

 身元調査などの実施
 合理的・客観的に必要性が認められない採用選考時の健康診断の実施

お問い合わせ

市民生活部 人権推進課
〒496-8686 愛知県津島市立込町2丁目21番地
電話番号:0567-24-1111

この担当課にメールを送る

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