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津島市の平和事業
最終更新日:2024年6月7日
津島市は、1982年(昭和57年)3月23日に『非戦・核兵器廃絶都市宣言』を行いました。以来、様々な平和事業にとりくみながら、後世にこの精神を継承し、人類の願いである恒久平和の実現を目指しています。
津島市で実施している主な平和事業について
津島市で実施している主な平和事業を紹介いたします。
平和を祈念する黙とう
広島に原爆が投下された8月6日午前8時15分、長崎に原爆が投下された8月9日午前11時2分および終戦の8月15日正午に、原爆死没者の冥福と世界平和を祈念するため、黙とうを行っています。
また、広報紙等で毎年市民の皆さんに黙とうを呼びかけています。
平和行進の激励
「平和行進」とは、毎年、5月に東京を出発し、原水爆禁止世界大会が開催される広島に向けて、核兵器のない平和で公正な世界の実現を呼びかけながら、文字通り全国を歩く行進です。
1958年(昭和33年)6月に、被爆地広島から東京へ、1,000キロの道のりを歩く最初の平和行進が行われました。以来半世紀以上、雨の日も風の日も毎年休まず行進は続けられ、いまではすべての都道府県を通過し、国民的行動となっています。この「平和行進」は核兵器廃絶を願う人なら誰でも参加できる行動です。
令和6年度は、6月6日に、あいち平和行進団が津島市を訪れました。その際には、市長および議長が行進団の皆さんを激励し、原水爆禁止世界大会へのメッセージや賛同募金等をお渡ししました。
あいさつ
激励
平和行進の様子
なくそう核兵器
平和祈念事業「平和の集い」
戦没者の方々に対し、ご冥福を祈り、世界平和への想いを新たにするべく、8月に「平和の集い」を開催しています。この「平和の集い」では、参加者による献花・黙とう、原爆パネル展示、小中学生の平和に関する作品展を実施しております。
令和5年度は、8月9日から15日まで市役所1階ロビーに献花台を設置しました。また、8月9日から21日まで市役所1階ロビーに作品を展示しました。
『平和の集い』
『献花台』
『原爆パネル展』
『平和作品展』
「おいまつシネマ」フィルム上映会
『上映会の様子』
8月に津島市立図書館にて、親子で鑑賞できる平和教育アニメ映画を上映します。
令和5年度は、「対馬丸-さよなら沖縄-」などを上映しました。
朗読会「忘れないで…あの日」
8月に津島市立図書館にて、戦争を語り継ぐボランティア朗読グループ「空缶」による朗読会が行われます。今の平和がこれからも続くことを願い、平和に関する小説や絵本等が朗読されます。
平和図書コーナー
津島市立図書館では、夏休み期間に合わせて7月から8月にかけて児童図書コーナーに平和関連書籍を約200冊を設置しています。
被爆者体験を語る
平成27年度より始めた平和事業で、語り部による被爆体験講話です。被爆体験者の方から、平和の尊さ・戦争の悲惨さ、自身の体験談や原爆に関わる話を聞きます。市内小学校の児童を対象に実施しています。
令和5年度には、北小学校と神守小学校にて実施されました。