お薬のはなし

ポリファーマシーとは、日本語にすると「多剤服薬」ということです。たくさんの薬を服用することで、副作用を起こしたり、きちんとお薬が飲めなくなっている状態を言います。
心配な症状が出てきたときは、自己判断でお薬をやめたり減らしたりせず、必ず医師や薬剤師に相談してください。また、病気ごとに異なる医療機関にかかっている場合、薬は重複したり増えすぎたりしないようおくすり手帳を活用し使っているお薬を医療機関や薬局に伝えましょう。

セルフメディケーションとは、自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすることです。
例えば、病院にかかるほどでもない軽度な症状の場合、市販薬を活用することで、症状の悪化を防ぐことができます。

• 適度な運動を心がけましょう。

• 1日3食、バランスの取れた食事をとりましょう。

• 十分な睡眠、休息をとりましょう。

• 毎年、特定健診を受けましょう。

• OTC医薬品を上手に利用しましょう。

OTC医薬品（市販薬）とは、医師の処方箋なしに薬局やドラッグストアで、自分で購入できる市販薬のことです。

• OTC医薬品を利用するか、それとも医療機関を受診すべきか、判断に迷うときは、薬剤師に相談してください。

健康診断、予防接種等を受けている人が、指定された市販薬を購入し、確定申告の際に申告すると、所得控除が受けられる税制です。詳しくは、 厚生労働省のホームページ（外部サイト）（外部サイト）で確認してください。

ジェネリック医薬品（後発医薬品）は、新薬（先発医薬品）の特許期間終了後に、効果や安全性が同等であるものとして、厚生労働省の認可のもとで製造・販売された、新薬より安価な薬です。

ジェネリック医薬品に変えることで、薬代が安くなり窓口での負担が少なくなる場合があります。
ジェネリック医薬品を利用し、医療費を上手に節約しましょう。

津島市国保にご加入されている方には、加入時や保険証送付時にお渡ししておりますが、ご希望の方には保険年金課窓口でもお渡ししますので、お気軽にお申し出ください。

リフィル処方箋とは、医師の定めた一定の期間内であれば繰り返し利用できる処方箋のことで、医師の診察を受けなくても複数回薬を受け取ることができます。

リフィル処方箋の発行は、かかりつけ医が患者の健康状況を十分考えた上で可能と判断した場合に限られます。詳しいことはかかりつけ医にご相談ください。