災害廃棄物処理計画について

　 この地域は、海溝型地震である東海地震や東南海・南海地震等の大規模災害の発生が懸念されており、巨大地震がいつ起きてもおかしくない状況です。また、近年、気候変動に伴う強い台風や集中豪雨の増加により、河川氾濫等といった災害リスクも高まっています。
　一度、大規模災害が発生すると、大量の災害廃棄物が発生し、生活環境の悪化、復旧・復興の遅れへとつながりかねない事態に陥ることとなり、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の教訓からも、被害が発生してからではなく、事前に対策を講じておくことが重要です。
　こうしたことから、環境省策定の「災害廃棄物対策指針」において、市町村における災害廃棄物処理計画の策定が求められており、本市においても、災害が発生した際の廃棄物の迅速かつ適正な処理に資するため、令和元年度に災害廃棄物処理計画を策定しました。