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火災への備え
最終更新日:2016年4月7日
1:火災について
年間、4万件以上の火災が発生いており、その半数以上を建物火災が占めています。
さらに住宅火災による死者数は、建物火災による死者の約8割に上り、うち約6割が65歳以上の高齢者です。
2:放火、たばこ、コンロによる火災を防ごう
火災原因の上位を占める放火、たばこ、コンロによる火災を防ぐために、以下のことに気をつけてみましょう。
放火による火災
・物置や車庫をできる限り施錠しましょう。
・ゴミなどは決められた日の朝、決められた場所に出すようにしましょう。
・放火を未然に防ぐためには,家の周りに燃えやすいものを置かない等の「放火されない,放火させない環境づくり」に努めましょう。
たばこによる火災
・飲酒しながらのたばこは危険ですので十分注意しましょう。
・寝たばこなどは、絶対にやめましょう。また歩きながらの喫煙やポイ捨ては絶対にやめましょう。
・たばこの灰皿には水を入れ、しっかり消えているのを確認し灰皿にためないようにしましょう。
コンロによる火災
・コンロ周りにふきん等燃えやすいものを置かないように注意しましょう。
・コンロにかけた天ぷら鍋を放置し、火災になるケースが増えています。電話や来客などでコンロから離れるときは、少しの間でも消すようにしましょう。
3:住宅用火災警報器を設置して火災を減らしましょう
住宅用火災警報器とは煙や熱を感知して、警報音や音声で火災発生を知らせてくれます。
奏功事例では以下のようなことがあります。
事例1
・寝たばこにより火災が発生し、住宅用火災警報器が煙を感知しました。警報音で本人が目を覚まし、布団に水をかけ消火したので大事に至りませんでした。
事例2
・天ぷら油を加熱したまま、その場を離れたため、鍋から火が上がり住宅用火災警報器がその煙を感知しました。警報音に気付いた居住者が、初期消火と119番を行いました。