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自転車を安全に乗るためには
最終更新日:2022年11月2日
自転車は気軽に利用でき、健康増進にもつながる環境にやさしい乗り物です。
しかし最近では、利用者の交通ルール違反やマナーの悪さが問題となっています。
自転車は道路交通法上、車両の仲間(軽車両)であり、違反すると罰則が適用されます。
自転車に乗る時には、ルールを守って安全に利用しましょう。
愛知県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例が施行されました(令和3年4月1日施行)
愛知県は、自転車に係る交通事故の防止を図り、事故被害の軽減及び被害者の保護に資することを目的に「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」を制定しました。
主な内容
- 交通事故防止のため、県、県民、自転車利用者、事業者の責務を明記し、自転車の安全で適正な利用に関する教育を推進する。
- 交通事故の被害軽減のため、自転車利用者等の乗車用ヘルメットの着用を努力義務とする。(令和3年10月1日施行)
- 交通事故による被害者保護のため、自転車損害賠償責任保険等の加入を義務とする。(令和3年10月1日施行)
自転車の点検をしましょう
気軽に利用できる自転車ですが、きちんと整備されていないと事故の原因となります。
自転車に乗る前には、点検を行い、悪い箇所があったら整備に出しましょう。
また、定期的に自転車安全整備店などへ行って点検や整備をしてもらいましょう。
自転車安全整備店で有料の点検整備を受け、それを証明するTSマークを自転車に貼ってもらうと、賠償責任保険・傷害保険が付いてきます(TSマーク付帯保険)。
自転車を利用する際はヘルメットを着用しましょう
自転車乗車中の交通事故で亡くなられた方の半数以上が頭部を原因としています。
事故にあわないようにすることが一番大切ですが、自転車乗車中にヘルメットを着用することにより事故被害の軽減を図ることができます。
当市では、児童生徒等及び高齢者が使用する自転車用ヘルメットの購入に係る費用の補助を行っております。
詳しくは、次のページをご覧ください。
自転車損害賠償責任保険に加入しましょう
最近では、自転車事故によって他人の生命や身体を害した場合に、加害者が数千万円という高額の損害賠償を請求される事例が出ています。
この条例により令和3年10月1日から県内で自転車を利用する人は、自転車損害賠償責任保険等の加入が義務化されましたので、この機会に自身の保険内容を確認し、未加入であれば、万が一の交通事故に備えて自転車損害賠償責任保険等に加入しましょう。
自転車の保険には、TSマーク付帯保険や、民間保険会社などが取り扱っている賠償責任保険や傷害保険があります。
TSマーク付帯保険とは
自転車安全整備店で点検を受けるとTSマークを貼ってもらえます。
TSマークには、点検日から1年間有効な賠償責任保険・傷害保険が付いています。
(保険の更新や点検整備料金など、詳しくはお近くの自転車安全整備店でお尋ね下さい。)
TSマークには、青色マークと赤色マークがあり、賠償内容に違いがあります。
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青色TSマーク
赤色TSマーク
「自転車の防犯登録をしましょう」のページもご覧ください。
自転車安全利用五則
- 自転車が原則、左側を通行・歩道は例外、歩行者を優先
- 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
- 夜間はライトを点灯
- 飲酒運転は禁止
- ヘルメットを着用