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平成22年度 第1回放課後対策事業運営委員会
最終更新日:2015年1月30日
平成22年度 第1回放課後対策事業運営委員会 会議結果報告
日時
平成22年11月26日(金曜)午後2時~
場所
市立図書館2階小会議室
【出席者】
稲垣委員、櫻木委員、長谷川委員、大蔵委員、大友委員、高見委員、齋藤委員、
宮地委員、蛭間小放課後子ども教室指導員、学童保育連絡協議会関係者
西小代表、神島田小代表、蛭間小代表、東小代表
事務局・・・教育委員会4人、児童課1人
【欠席者】
内藤委員、野田委員、小澤委員
協議事項
放課後子ども教室について(事務局より説明)
平成21年度中の運営委員会の経緯と今年度より実施し始めた状況について説明。また、現在実施している放課後子ども教室で保護者に毎月配付している『おたより』の一部を紹介。
放課後子ども教室の実施にあたり、津島市放課後対策事業運営委員会を随時開催し、事業の基本事項・内容、また、地域の方にお手伝いをしていただくためには、どのような条件整備をしたらよいか等のご意見をいただいてきた。現在、放課後子ども教室を実施している4小学校の定員や参加人数等を口頭で説明。
学校 | 定員 | 参加人数 | 待機児童人数(キャンセル待ち) |
---|---|---|---|
西小学校 | 30人 | 30人 | 18人 |
神島田小学校 | 25人 | 25人 | 8人 |
東小学校 | 40人 | 40人 | 5人 |
蛭間小学校 | 40人 | 34人 | なし |
協議内容・委員質問事項
(委員)
Q.蛭間小放課後子ども教室の定員は40名で現在登録者が34名ということは、まだ定員に余裕はあるか?
(事務局)
まだ定員を満たしていないので定員に余裕はある。現在も参加申込があれば随時受付けている。
(2)各放課後子ども教室の活動状況について(各放課後コーディネーターより)
- 毎回勉強の時間を設け、毎週木曜日には読み聞かせを行っている。年に数回イベントを実施し、市内高校の留学生との交流や地域の方に盆踊りを教えていただいたり、紙ひこうき作り、物作りなどを体験した。放課後子ども教室の趣旨である交流や体験を通して地域の方と交流をしている。
- 校外イベントでは、津島児童科学館に市のバスを利用して出かけるなどして、子どもたちは、教室の中だけでなく外での社会体験もできた。また、シャボン玉作りやエコ工作、お店屋さんごっこなどを実施。また、お茶会を開いて地域の方を招待した時には、多くの参加者があり、子どもたちの地域の方との交流も図れた。
- 指導員が個々の得意分野において指導したり、地域の方の協力も得ている。カリキュラムでは、宿題や勉強、日々の遊びを通して子ども同士のふれあい、ペーパークラフトなどの物づくりや毎月2・3回程度の体験イベントなど、地域の人とのふれあいや色々な体験を実施している。
- 指導員に老人会の方がみえるので大変助かっている。カリキュラムでは、宿題や勉強、本読みや遊び(子ども同士のふれあい)、読み聞かせなど、曜日を決めて実施している。イベントや体験活動では、紙ひこうきやペットボトルで作るロケット、凧上げ教室などを実施。また、ハロウィンパーティーでは、子供たちが学校の近隣の家に行ってお菓子をもらうという貴重な体験をした。地域の方との交流もでき、イベントを通して地域で子どもを育てるという意識の向上も図られた。
(コーディネーターより)
基本的には、学校内で放課後子ども教室を実施しているが、学校とは別組織で取り組んではいるが、大人には理解できても子どもはなかなか理解しにくい。学校での棲み分けはしっかりしていくが、緊急時の場合などは、できるだけのことでいいので学校としても協力してほしい。
(学校代表より)
基本的には、学校とは別々ということではあるが、緊急時などは学校としてもできる限り協力していく。子どもたちは、通常の学校の学びの中ではできないことを放課後子ども教室でやっていただいている。
(コーディネーターより)
放課後子ども教室で緊急時にも快く協力していただいている。学校には大変感謝している。
(学童保育連絡協議会関係者より)
不況の昨今、学童をやめなくてはいけなくなった子どもの受入れをしてほしい。放課後子ども教室で実施している内容や情報をもっと知りたいと思った。イベントをやっていただける講師やボランティアなどの情報をお互いに共有していきたい。
(3)23年度の放課後子ども教室について(事務局より説明)
平成23年度は、現在開校中の4校に加え、北小学校と神守小学校に放課後子ども教室を立ち上げようと考えている。
北小学校については、学校の校舎の一番西側4階の視聴覚教室を予定している。指導員は、現在17名の登録がある。
神守小学校については、校舎の一番西側にある図工室を予定している。指導員は、現在16名の登録がある。
(4)その他
(委員)
Q.色々な学年で参加があると思うが、いじめ等のトラブルはないか?
(コーディネーターより)高学年から低学年までいるが、異学年でのいじめやケンカはほとんどない。同学年同士でのケンカやトラブルはあったが、その場で解決できないようなトラブルはなかった。
(指導員より)
参加生徒同士のケンカなどは、高学年が解決してくれることが多い。むしろ異学年があったほうが助かる。
(コーディネーターより)
学童と放課後子ども教室との違いや線引きをしっかりしていないと、保護者が混乱する。
(学校代表より)
学童と放課後子ども教室とのトラブルを非常に心配していたが、指導員や事務局がしっかりやっていただいているので、トラブルの心配もなく安心している。放課後子ども教室に対しての国の補助金や交付金がなくなっても、市として単独事業で、放課後子ども教室をぜひ継続していってほしい。
(コーディネーターより)
他市町村では、放課後子ども教室は月1回のところもあると聞いたが、そういった例を見ると、津島市はよくやっていると思う。
(事務局より)
放課後子ども教室を継続していってほしいという励ましの言葉に非常に感謝しております。事務局といたしましても最大限の努力をしてまいりますので、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
担当:社会教育課
電話:0567-24-1111